現代の全くノイズの無いCDの音楽と違い、針先がレコード盤の溝を滑る事で音をピックアップし、アンプを通じてスピーカーから流れる音。さらに、合わせて聞えるノイズがまた心地よく感じます。
私が今、使っているプレーヤーは、約35年前に購入したものを大切に使っています。最近、若い人の中にレコードに興味を持つ人が増えたとか、と耳にしました。
CDとは違い、取扱いには細かな注意が必要な上、音が聴けるまでに手間がかかりますが面倒と思わずに、この過程も楽しめる様になるといいものです。現代の若い人の中にはレコードのかけ方を知らない人もいるかと思います。
そこでレコードを再生する手順を簡単に説明させていただきます。

まず針の付いているカートリッジの重量に合う様にバランスを調整してアームを水平に合わせます。

次にレコード針にかける針圧をその針のメーカー指定の適正値に合わせます。
写真のものは1.5gに合わせています。

そして聴きたいレコードをターンテーブルに乗せ、回転スタートです。
通常のLP盤は33 回転に合わせます。
レコードの表面を専用のクリーナーで綺麗にする事で再生中のノイズが減ります。
スピーカーを壊さない為に、アンプのボリュームをゼロにします。
そして針先をレコードの端に静かに乗せます。

ゆっくりとアンプのボリュームを上げて、聴いてみて下さい。
昔聴いた懐かしい曲、思い出の歌など・・・。
こんな、ゆったりとした時間を過ごしてみるのも、いかがでしょうか。
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